検査の種類と解説
当社で取り扱っている検査をわかりやすく解説します。
疾患の種類、症状、感染経路、治療法など、正確に把握することが治療と予防の第一歩です。
大腸がん
大腸がんとは?
大腸がんは粘膜(腸管の最も内側にあり、消化物と接触する部分)から発生し、その発生の仕方には、2つあると考えられています。
1つは、粘膜にできたポリープ(良性の腫瘍)が、がんに変化する場合、もう1つは、粘膜から直接がんが発生する場合です。
大腸がんが進行するにつれて、腸管が塞がったり、粘膜にあるがんの表面から出血したりして、症状が現れるようになります。
大腸がんの症状
早期の段階では自覚症状はほとんどなく、進行すると症状が出ることが多くなります。
代表的な症状として、便に血が混じる(血便や下血)、便の表面に血液が付着するなどがあります。
大腸がんの治療
大腸がんの治療には内視鏡治療、手術治療などがあり、ステージにより内視鏡手術または手術治療が選択されます。
また、再発予防などのために薬物療法や放射線治療が行われます。
進行度によっては、薬物療法や放射線治療が優先される場合もあります。