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検体の採取方法

血液・尿・腟分泌液・うがい液、それぞれの採取方法をご案内します。
おおまかな流れを説明したものです。実際の採取時は、器具説明書の手順に従ってください。

血液の採取

検査項目:
HIV B型肝炎 C型肝炎 梅毒
注意事項
  • 十分な血液量が得られないと、正しい結果がでない事があります。
  • 出血性疾患などで止血機能が低下している方や、薬剤を服用中で止血機能が低下している方は使用しないでください。
  • 傷のある部分には使用しないでください。
  • 使用、未使用に関わらずすべてのランセット(血液採取器具)と消毒綿は、お送りしております医療廃棄物返送袋にてご返送ください。
採血前の準備

手(指先)をお湯、マッサージなどで温めて下さい。
血行が悪いと、規定の採血量が得られない場合があります。

1

袋を開け、ランセットと採血管を取出します。

2

採血管は黄色の蓋の部分をつまみながら引っ張って開け立てて置きます。

3

ランセットは先端のキャップをくるくると回して外します。

※ランセットは1回用の使い捨て器具ですので、試し打ちは出来ません。

4

採血する場所(指の腹・指先)を消毒し、ランセットの白い部分をあて、しっかり押し付けて出血させます。

※戻った針は安全のため、再度使用することは出来ません。

5

出血した指の上下を親指と人差し指で挟み血液を絞り押し出すと、血液が指先に溜まります。

6

指先に溜まった血液を、採血管に落として入れる動作を、規定量(黒い下の線0.5ml)になるまで繰り返し行います。

※血液が出なくなったら、押し当てている親指を離し、2秒ほど待ってから再び押し当てると、また血液が出てきます。
※姿勢を中腰、もしくは立って肘を真っ直ぐに下ろし採血を行うと血液が出やすくなります。

7

血液が規定量溜まったら、採血管のキャップを押して閉めます。

8

蓋を閉めた後、採血管を指で挟み上下に20秒ほど軽く振ってください。            
(採血管内に塗布されている薬剤と血液をなじませるため)

9

採血管を、「血液検査用 返送袋」に入れてご返送下さい。            
採血に使用したランセット、消毒綿等は「医療廃棄物袋」に入れてご返送下さい。            

※正確な検査結果をお返しするためにも、当日中もしくは翌日午前中 にご返送ください。            
※夏季は早朝や夕方のポスト投函、もしくは郵便局窓口からの郵送をおすすめします。

うがい液で採取

注意事項
  • 起床後の、飲食やうがいをしていない状態で採取してください。
  • うがいの水量は15ml程度で多くしすぎないでください。
  • 顔を上に向けてガラガラとうがいをしてください。口をすすぐだけでは正確な判定ができない場合があります。
  • 採取後は、当日中にご返送ください。

※起床後に採取できなかった場合、最後の飲食やうがいから1~2時間程度空けてから採取してください。
※うがい液を吐き出す時に、痰を入れないでください。痰が入ると検査が行なえません。

1

袋より容器とスポイドと紙コップを取り出します。

2

うがいの前に紙コップを用意します。

※採取前は飲食、歯磨きは避けてください。

紙コップに水道水を2cm程(約20ml)入れます。
顔を上げて10秒から20秒、勢いよくうがいをします。

3

うがい後、口に含んでいる水を紙コップに出します。

※痰は検査に影響がありますので入れないでください。

4

搬送用容器の黄色いキャップを外します。

※搬送容器の中にもともと入っている液はこぼしたり、捨てないでください。
スポイドで採取した紙コップの水を吸い上げ、搬送容器に入れます。
※容器の黒線と黒線の間に液体があれば問題ありません。

5

黄色いキャップをしっかり締めます。
しっかりとキャップが閉まっていることを確認後、容器を返送用のチャック付き袋に入れ、ご返送ください。

尿の採取(男性)

注意事項
  • 起床後の出始めの尿(初尿)を採取してください。
  • 採取後は、当日中にご返送ください。
  • 一般的な尿検査で中間尿を使用するのは混入物を除外するためです。
    しかし性病検査ではその混入物を調べるため、初尿を採取していただきます。

※採取できなかった場合、最後の排尿後から2~3時間経過してから出始めの尿(初尿)を採取してください。

1

袋より容器とスポイドと紙コップを取り出します。

2

出始めの尿を紙コップに半分程度、採取します。

3

搬送用容器の黄色いキャップを外します。

※搬送容器の中にもともと入っている液はこぼしたり、捨てないでください。
スポイドで採取した紙コップの尿を吸い上げ、搬送容器に入れます。
※容器の黒線と黒線の間に液体があれば問題ありません

4

黄色いキャップをしっかり締めます。
しっかりとキャップが閉まっていることを確認後、容器を返送用のチャック付き袋に入れ、ご返送ください。

膣分泌物で採取(女性)

注意事項
  • 生理中の採取は避けてください。
  • 性行為直後の採取は避けてください。
  • 採取前の膣内洗浄は避けてください。
  • 膣のぬり薬を塗った状態での検体採取はお控えください。

※採取中、膣内で綿棒を強く曲げないでください。綿棒が折れて膣内に残ったり、膣内を傷つけてしまう恐れがあります。

1

袋より容器と綿棒を取り出します。

※綿棒は2本セットになっています。

  • 綿球が太いもの(採取用)
  • 綿球が細いもの(予備)
2

綿棒を膣内に3~4cm程度挿入します。
膣内で30秒程度、ゆっくり回転させながら分泌物を採取します。

※粘膜を傷つけないように軽く採取してください。

3

搬送用容器の黄色いキャップを外します。

※搬送容器の中にもともと入っている液はこぼしたり、捨てないでください。

採取容器に綿棒を先端から入れ、綿棒の中央にある黒い線を容器のフチに合わせ曲げるとポキッと折れる仕様になっています。手元に残った折れた柄は廃棄してください。

※綿棒の柄を折る際は絶対にはさみを使用しないでください。

4

黄色いキャップをしっかり締めます。
しっかりとキャップが閉まっていることを確認後、容器を返送用のチャック付き袋に入れ、ご返送ください。

膣分泌物で採取/カンジダ(女性)

検査項目:
カンジタ症
注意事項

【採取のタイミング】

  • 生理中の採取はお控えください。
  • 採取24時間以内の性交や膣洗浄は、検査結果に影響を及ぼす可能性が高いため、お控えください。
  • 膣内を綿棒で強くこすったり、強く力を入れ過ぎないようにして下さい。

【採取】

  • キット開封前に手を洗い、また先端部分は素手で触らないようご注意ください。

【採取後】

  • 採取後は、なるべく早く提出してください。
1

清潔にした手で袋より①綿棒と②輸送容器を取り出します。
まず輸送容器の白いキャップをねじりながら回し③フタを外します。

※綿棒は黒いキャップ部分を持ち、綿球までの白い柄の部分は輸送容器に収まる部分になりますので直接、手で触れないよう注意してください。

2

黒いキャップ部分を持って、綿棒を膣内に3~4cm程度挿入します。
膣内で30秒程度、ゆっくり回転させながら分泌物を採取します。

※粘膜を傷つけないように軽く採取してください。

3

搬送用容器の黒いキャップを外します。

※搬送容器の中にもともと入っている液はこぼしたり、捨てないでください。

採取容器に綿棒を先端から入れ、綿棒の中央にある黒い線を容器のフチに合わせ曲げるとポキッと折れる仕様になっています。

※持っていた部分は不要です。

4

黒いキャップをしっかり締めます。
しっかりとキャップが閉まっていることを確認後、容器を返送用のチャック付き袋に入れ、ご返送ください。

HPV

検査項目:
HPV
注意事項

【採取のタイミング】

  • 多少の血液は検査の結果に影響ありませんが、可能な限り無い方が望ましいです。
    生理中や妊娠の可能性がある方の採取は、お控えください。
  • 採取24時間以内の性交や膣洗浄は、検査結果に影響を及ぼす可能性が高いため、お控えください。

【採取】

  • キット開封前に手を洗い、また先端部分は素手で触らないようご注意ください。
  • 膣内から出す際、ブラシは出したまま抜いてください。

【採取後】

  • 採取後は、なるべく早く提出してください。
  • 車中など、高温多湿での保管はお控えください。
  • 軽度の痛みや出血があることがあります。長引く場合や、ブラシが膣内に残った場合は、医療機関にご相談下さい。
1

採取する前に手をよく洗い、清潔な状態にします。

2

開封したら、キャップの両端に力を入れてキャップを外してください。パッケージとキャップは返送時に使用しますので捨てないでください。またブラシ先端に触れないように注意してください。

3

中腰になって、白いブラシをスティック中にしまったまま、ストッパーが肌に当たるまで挿入してください。

4

持ち手を固定したまま、ピンクのハンドルをゆっくりと押し込みます。
この時、「カチッ」という手ごたえが感じられるところまで押してください。

5

ピンクのハンドルをまわして、検体(粘液)を採取します。
1回まわすごとに「カチッ」という手ごたえがあるので、5回まわした後、スティックを丁寧に引き抜いてください。

※右周りでも左周りでもかまいません。

ブラシは出したまま抜きます。

6

持ち手部分を持ち、白いブラシが本体に収まるまでハンドルを引きます。
この時、白いブラシ部分には触れないように注意しましょう。

7

持ち手からブラシが出ていないことを確認した後、キャップを本体先端にかぶせ、「カチッ」と音がするまではめ込みます。

原田産業取扱説明書引用

大腸がん検査

検査項目:
大腸がん
注意事項
  • アルミシールはやぶらないでください。
  • トレールペーパーは、多量のトイレットペーパーと同時に流すと詰まる恐れがあります。
  • 1本の容器に、2日分とらないでください。
  • 1日目と2日目の採取間隔はできるだけ短くしてください。
  • 容器の液を捨てたり、飲んだり、水を足したりしないでください。
  • 生理中は、採便をしないでください。
  • 人体に直接使用しないでください。
  • 大便をとる目的以外には使用しないでください。
  • 保管は、子供の手の届かない所にしてください。
  • 自動洗浄機能の作動に注意して採便してください。
採取前の準備

トレールペーパーを水洗用便器内に敷いて排便してください。

1

ラベルに日付を記入して下さい。

※必ず採便した日を記入してください。
※水性ペンはさけてください。

2

キャップを回して、引きぬいてください。

3

【採る場所】
表面の異なる部位からできるだけ多い回数をまんべんなくこすりとってください。

※便をとりすぎると正しい検査ができません。

【採る量】
先端のみぞに埋まるくらい。

【採る量】※参考画像

4

キャップと容器の向きを合わせて、さし込んでください。
「パチン」と音がするまでまっすぐ強く押してください。

※回し入れないでください。
※1回さし込んだら、ぬかないこと。

5

採取後、検体提出まで出来るだけ冷暗所(冷蔵庫等)で保存してください。
提出用袋に2本入れて、速やかに返送してください。

栄研化学取扱説明書引用