感染が急増している梅毒とHIVを同時に検査していただけます。
梅毒はオーラルセックスが主な感染経路。口や性器などの粘膜や皮膚から感染するため、キスでも感染の可能性があります。
HIVは梅毒よりも感染力は低いですが、感染のリスクがある場合は検査の実施をおすすめします。
- 各項目検査法
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- HIV:HIV抗原抗体 CLEIA法
- 梅毒:RPR・TPHA ラテックス凝集法
送付内容物
- 検査申込書・返送用レターパックライトなど
- 微量採血キット(高精度な生血タイプ)
検査にかかる期間(検査所要日数)
- 血液
- 1日(検体到着日の翌日)
検査所要日数について
検査所要日数は、検体が到着後の日数のことです。弊社営業日や再検査・検査状況などによりさらに数日要する場合があります。
採取について
検査を受ける時期
HIV・梅毒
感染が疑われる行為から1ヵ月経過後
- ※真の陰性確認は3ヶ月経過後
- ※下記をご参照ください。
HIV
HIVに感染した場合、通常4週間後くらいから血液中でHIVに対する抗体が検出されるようになります。(個人差もあり4~8週間かかる人もいます)よって感染の可能性があった日からすぐに検査ができるわけではありません。
よく「3ヶ月たってからの検査でないと意味がないですか?」とのご質問をいただきますが、感染している場合は4週間後くらいから陽性(+)となる可能性がありますので、4週間前後の早い段階からでも検査を受ける意味はあります。
ただし、その際に陰性(-)であっても、確実に陰性とは言い切れないので、確実に陰性(-):感染していないことを確認したい場合は、少し余裕を見て3ヶ月以上経過してから検査を受けることが必要です。不安があり、3ヶ月も待てないという方は、下記図を参考にして頂き、検査を受けるタイミングをご検討ください。


早期発見のためにはなるべく早い検査が大切ですが、正確な検査結果を得るため、項目によって採取をする時期やタイミングが異なります。
採取した検体はまとめてご返送いただいておりますので、検体採取の時期をあらかじめご確認いただくようお願いします。
- 検出し始める時期(個人差がある時期です)
- 確実な結果が分かる時期

当社の梅毒検査は脂質抗体検査(RPR法)とTP抗体検査(TPHA法)と言われる2法にてより詳しく検査しています
梅毒検査について
当社の梅毒検査は脂質抗体検査(RPR法)とTP抗体検査(TPHA法)と言われる2法にてより詳しく実施しています。
他社での梅毒検査につきましては、TP抗体検査のみが多く偽陽性が少ないという良い点がありますが、過去に感染し治療履歴があっても陽性(+)となってしまいます。また感染してから検査が陽性になるまで時間がかかるという点もあり検査のタイミングが重要となります。
もう1つの脂質抗体検査(RPR法)を合わせることで、比較的早い段階から陽性になり、早期診断や治療効果の判定にも用いることができます。しかしながら、梅毒ではないのに陽性(妊娠や膠原病、肝疾患、感染症偽陽性)となってしまう可能性もあり一長一短です。
当社では、これらの特性を考慮し、医療機関で一般的となっている2つの検査法を組み合わせてご報告しています。
- POINT梅毒検査2法の検査について簡単に言うと
RPR:梅毒の今の活動性
TPHA:過去に、梅毒に感染したことがあるかどうか?
検査結果の判定方法

上の表のように、2つの異なる血液検査の結果に基づいて陽性(+)または陰性(-)が判断され、これにより解釈が変わります。ただし、血液検査の結果だけでなく、皆さんの状態や生活の背景などを考慮して、包括的な診断が必要なため医療機関へご相談ください。