前立腺がんは、男性のがんのうち最も多いがんで、今後も増加が予想されているがんのひとつです。
PSA(前立腺特異抗原)とは、前立腺の上皮細胞から分泌されるタンパク質で、前立腺がんの早期発見に用いられる腫瘍マーカーです。
前立腺がんや前立腺肥大、炎症があるとPSAの分泌腺が壊れて血液中にPSAが大量に漏れ出します。このため血中PSA値が高くなる場合は、前立腺がんに限らず「何らかの病気や傷がある」可能性が疑われます。
- 各項目検査法
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- PSA:CLIA法
送付内容物
- 検査申込書・返送用レターパックライトなど
- 微量採血キット(高精度な生血タイプ)
検査にかかる期間(検査所要日数)
- 血液
- 1日(検体到着日の翌日)
検査所要日数について
検査所要日数は、検体が到着後の日数のことです。弊社営業日や再検査・検査状況などによりさらに数日要する場合があります。
採取について
採取のタイミング
- 血液
- 尿路感染症や大腸内視鏡検査、前立腺生検実施後には、PSA値は増加する可能性があります。
射精や長時間の車の運転のような前立腺への機械的な刺激でも軽度上昇する場合があります。
刺激により増加したPSAが正常化するまでの期間は異なりますが、概ね2~3日程度の期間をあけるようにしてください。
採取方法および注意事項は、こちらから
検査を受ける時期
家族歴(遺伝要因)がある方40歳代から罹患する恐れがあり注意が必要です。40歳からは年1回はPSA検査を定期的に受けていただくことをお薦めします。